普段テレビはほとんど見ないのですが
今年は積極的に
戦争関連の番組をたくさん見ました。
80年という節目がそうさせたのか
いつも以上に
「8月15日」を意識しました。
そして
私の大叔父(祖父の弟)が戦死したと
以前に聞いたことを思い出しました。
今日は亡き母の得意だったお好み焼きを
作って父と食べながら
そのことを尋ねました。
「どこか南の島だったかな。。。」と
残念ながら詳しいことは
覚えていないようでしたが
大叔父が亡くなった後
祖父が弟の家族全員の面倒を見たため
父は従兄弟含め20人近くで
一緒に生活していたことを
話してくれました。
口数はとても少なく
優しく穏やかだった祖父。
若い頃に弟を亡くした彼が
生きた時間に想いを馳せました。

祖母が私が生まれた時に
作ってくれた短歌は
年を重ねるごとに
輝く宝物になっています。

生きるよろこびを
ますます大切にできるように
日々学び、感性を磨こうと
改めて誓った1日でした。

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田村世津子 (月曜日, 18 8月 2025 08:41)
戦後生まれの私にとって8月15日も普段と何ら変わらず何となく過ごしてしまう1日ではありますが、やはり心のどこかに「戦争」という言葉はあるような気がします。
滅多に話す事のない戦争の話を父から一度だけ聞いた覚えがあります。場所は聞いたのですがどこかはっきり覚えていません。熱い国の様でした。幸か不幸か、そこで父はマラリアに感染し、日本に還されたそうです。そのせいで頭が剥げたんだと冗談半分に話していました。直接戦った事は余りなかったようですが、一番辛かったのは恨みもない人間を殺さなければならなかった事。
捕虜として捉えた人を槍で刺す、その直前の目を思い出すのはとても恐ろしく、後悔しようにもどうにもできない。また、母方の叔母は原爆の被爆者でした。美しい人でしたが、その顔の左側には大きな青い痣があったのを覚えています。戦争は歴史的なものとしてこの日になると取り上げられる事も多いですが、庶民レベルでの話は何万とあります。
一般の人間にとっては戦争は無意味です。世界中の平和を願わずにはいられません。
~8月15日によせて~
死を思え
夥しい
死の上に
私の
生はある